【ソウル時事】韓国防疫当局は27日、新型コロナウイルスの新規感染者が前日は10万285人確認され、1週間前と比べ1.3倍に増えたと発表した。10万人を超えたのは約3カ月ぶり。死者は前週から2倍超の25人だった。
 重症患者は177人。重症病床の使用率も21.3%で、前週の16.4%から上昇した。感染対策で導入された規制の緩和に伴う接触機会の増加や、オミクロン株の派生型「BA.5」の拡散などが原因とされる。専門家は「現在の傾向が続けば、8月中旬ごろから1日に30万人規模の感染者と100人超の死者が出る」と予想する。 (C)時事通信社