トヨタ自動車は27日、追加で計約4650台の減産を行うと発表した。工場で新型コロナウイルスの感染者が計8人発生したほか、愛知県を襲った豪雨の影響で一部仕入れ先から部品の調達ができなくなったため、一部工場の稼働を最大3日間停止する。
 コロナの関係では、乗用車「カローラ」などを製造する高岡工場(愛知県豊田市)で26、27両日の夜に一つの生産ラインを停止。影響台数は約650台という。
 一方、豪雨関連では、高岡工場のもう一つのラインと、生産を委託する豊田自動織機の二つのラインを27日夜から29日まで最大3日間止める。スポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」など約4000台の生産に影響が出る。 (C)時事通信社