政府は28日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、都道府県が「BA.5対策強化宣言」を出せる仕組みを新設する方向で調整に入った。政府は緊急事態宣言などによる行動制限には踏み切らない方針で、それに代わる形で、都道府県が行う独自の対策を支援する。複数の政府関係者が明らかにした。
同宣言を出した都道府県は、高齢者や基礎疾患を持つ人、またはその家族に対し、外出自粛を呼び掛けることができる。宣言は「病床使用率50%以上」などを目安とする方向。29日にもこうした方針を表明する。 (C)時事通信社
「BA.5対策強化宣言」導入へ=都道府県の対応支援―政府調整

(2022/07/28 21:59)