【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、2022年度第1・四半期の連結業績を発表した。売り上げ収益は9725億円で、成長率はコア・恒常為替レートベースで対前年同期+8.3%、財務・実勢レートベースで対前年同期+2.4%の成長を達成。コアベースの営業利益は3191億円で、利益率は32.8%、恒常為替レートベースの成長率は対前年同期+17%だった。前年度第1・四半期に計上した日本の糖尿病治療剤ポートフォリオ売却の一過性要因が、財務ベース売り上げ収益と営業利益の成長に影響した。研究開発ではデング熱ワクチン候補の試験データを発表するなど、パイプラインで進捗(しんちょく)が見られた。22年度通期ガイダンスの達成に向けて順調に進んでいる。(C)時事通信社