JR東日本が29日発表した2022年4~6月期連結決算は、純損益が189億円の黒字(前年同期は769億円の赤字)となった。4~6月期で黒字を計上したのは、新型コロナウイルス感染が広がる前の19年以来、3年ぶり。「まん延防止等重点措置」の全面解除を受けて利用者数が回復。運輸事業をはじめ、流通や不動産などすべての分野で増収増益を確保した。
 売上高は5576億円と前年同期から28.7%増加し、営業損益も402億円の黒字(同552億円の赤字)に転換した。 (C)時事通信社