【サンパウロ時事】南米ペルーの国立病院当局者は1日、サル痘に感染した45歳の男性が首都リマの病院で敗血症性ショックなどで死亡したことを明らかにした。国営通信などが伝えた。ペルーで感染者が死亡したのは初めてという。男性はエイズ患者で症状が進行しており、免疫力が低下していた。
サル痘はアフリカで1970年に初めて人への感染が確認され、今年に入ってアフリカ以外に感染が拡大。ここ数日、ブラジルやスペイン、インドで感染者の死亡例が相次いでいる。 (C)時事通信社
ペルーでもサル痘感染者死亡
(2022/08/02 08:12)