キッコーマン=2023年3月期連結業績は増収増益を見込む。国内事業利益は原料価格高騰で減益となる一方、海外では国内に比べ製品への価格転嫁が進んでいることに加え、円安が収益を押し上げ、全体では増益となる。また、コロナ禍で落ち込んだ外食向けなど「業務用需要の回復が期待できる」(担当者)としている。 
 想定レートは1ドル=129円19銭(前期は112円86銭)としている。配当予想は1株当たりの中間配当が30円(同22円)、期末配当が31円(同39円)で、年間配当は61円(同61円)とした。
 22年4~6月期連結決算も増収増益だった。(C)時事通信社