【ワシントン時事】米政府は4日、感染が広がっている天然痘に似た症状の感染症「サル痘」について、公衆衛生上の緊急事態を宣言した。米疾病対策センター(CDC)によると、3日時点で米国内の感染者は6600人以上に上っている。
 世界保健機関(WHO)は7月23日、サル痘を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たると宣言していた。米国内でもこれまでにニューヨークやカリフォルニアなど複数の州が緊急事態を宣言している。
 ベセラ厚生長官は「われわれはこのウイルスに対処するため、対応を強化する用意がある。全ての米国人にサル痘を真剣に受け止めるように求める」と述べた。
 サル痘は欧米を中心に感染が広がっており、主な症状は発疹や発熱、頭痛など。多くの場合は2~4週間で自然回復するが、各地で死者も報告されている。 (C)時事通信社