【ワシントン時事】新型コロナウイルスに感染していたバイデン米大統領(79)の主治医は7日、大統領が6日午前に続き7日午前の抗原検査でも陰性だったと発表した。2回連続で陰性が確認されたため、バイデン氏は隔離措置を終了し、執務室での業務に復帰する。
 最高齢の現職米大統領として健康状態が懸念されるバイデン氏は7日、記者団に「気分は良い」と語り、回復をアピールした。再び陽性が判明してから7日連続で陽性が続いていたが、現在の体調は極めて良好という。
 バイデン氏は7月21日に初めて陽性となり、米製薬大手ファイザーの経口薬で治療。いったん陰性になったが同30日に再び陽性となった。主治医は、この治療薬を服用した患者のごく一部が「いわゆる『リバウンド』で陽性になる」と説明していた。 (C)時事通信社