千葉県は10日、成田空港に到着した国外在住の30代男性がサル痘に感染したと発表した。日本での感染確認は4例目。国籍は明らかにしていないが、症状は安定しており、県内の医療機関に入院している。
 県によると、男性は6日に発疹の症状が出たといい、9日に欧州から到着。空港検疫で発疹を申告し、医師の判断で医療機関に移して検査を行ったところ、10日に陽性が判明した。
 県は国内での接触者はいないとみている。機内での接触者や感染経路は調査中という。 (C)時事通信社