厚生労働省は12日、2021年に判明したエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者の確定値が計1057人だったと発表した。前年を38人下回り、5年連続で減少した。保健所などでのHIV抗体検査と相談件数は、コロナ禍前(19年)の半分以下にとどまった。
 同省は、新型コロナの感染拡大に伴う検査控えが要因とみており、「今後の経過を注視する」としている。 (C)時事通信社