徳島の夏の風物詩「阿波おどり」が12日開幕した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、屋外に演舞場を設けるのは3年ぶり。軽快なリズムのおはやしと共に「ヤットサー」の掛け声が響き渡り、編みがさをかぶった優雅な女踊りと、法被を着た力強い男踊りが観客らを楽しませた。
 うちわを使った華やかな踊りで知られる「菊水連」の連長丸山副武さん(77)は「開催されるのはうれしい限り。大声は控えて楽しく踊る」と話した。京都府から踊りを見に来た40代の会社員男性は「全ての踊りに迫力があって、夢中になった」と笑顔を浮かべた。
 感染対策で、徳島市内に4カ所ある演舞場の観覧席は例年の4分の3にとどめられた。15日まで。 (C)時事通信社