国内の航空各社は17日、お盆期間(8月6~16日)の利用実績を公表した。新型コロナウイルスの感染再拡大や台風8号が上陸する中、国内線の利用者数は前年比1.7倍の約331万4000人に増えた。全日本空輸と日本航空によると、コロナ前の2019年実績の7~8割強まで回復した。
両社とも8月14日に、コロナ感染が広がった20年2月以降で最多の旅客数を記録した。これまでの最多は、今年の正月休みなど感染者数が比較的落ち着いた時期だったが、今回は8月10日に1日当たりの新規感染者が過去最多を記録する中での更新となった。全日空の担当者は「ウィズコロナの新しい旅スタイルが定着してきたのではないか」と話した。 (C)時事通信社
お盆の国内線、回復傾向=コロナ、台風の影響少なく―航空各社
(2022/08/17 18:09)