日本政府観光局が17日発表した7月の訪日外国人数(推計値)は14万4500人と前年同月比で約2.8倍の高い伸びを示した。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年7月との比較では95.2%減と低水準にとどまっている。
 政府は3月から一定条件下で新規入国を認め、6月には訪日観光客の受け入れも再開。これを受け、訪日客数は7月まで4カ月連続で10万人を上回った。ただ、観光は添乗員付きのパッケージツアーに限るといった厳しい入国制限が影響し、訪日客数の回復は足踏みが続く。 (C)時事通信社