米マイクロソフト共同創業者で慈善家のビル・ゲイツ氏は18日、東京都内で講演し、世界の医療環境向上のために投資することは「道徳的に正しいだけでなく、経済成長と安全保障にとって価値のあることだ」と強調した。世界の感染症対策強化に向けて、日本などが支援を拡大する必要性を訴えた。
 ゲイツ氏は、日本が世界の保健関連の政府開発援助(ODA)を2020年に前年比でほぼ倍増させたことに触れ、今後もこの水準を維持し、強化するよう要請。また、日本が来年、先進7カ国(G7)サミットの議長国を務めることから、「感染症対策への資金拠出国に対し、野心的な議題を設定する機会となる」と述べ、重要テーマとして取り上げることを求めた。 (C)時事通信社