第一三共ヘルスケア(東京)は22日、「第一三共胃腸薬グリーン微粒」の自主回収を開始したと発表した。一部の有効成分の配合量が、承認された規定と異なっていたことが判明したためで、製造も取りやめた。同社は、健康被害の恐れがなく、これまでにも報告はないと説明している。
対象商品は東亜薬品(富山市)が製造し、第一三共ヘルスケアが販売していた。回収するのは使用期限が今年12月から2024年4月に該当する全製品で、これまでに約16万9000個が出荷されている。
回収の手続きは同社のホームページかフリーダイヤル(0120)600920で受け付ける。 (C)時事通信社
第一三共、胃腸薬を自主回収=規定と異なる成分量
(2022/08/22 18:16)