全国知事会(会長・平井伸治鳥取県知事)は23日、新型コロナウイルス緊急対策本部の役員会議をオンラインで開催した。現在の感染者の「全数把握」を見直し、現実的な手法に早急に改めるよう政府に求める緊急声明をまとめた。
全数把握に代わる具体例としては、感染者発生の届け出対象を高齢者や基礎疾患のあるリスクの高い人らに限ることや、特定の医療機関のみに定期的な報告を求める「定点把握」の手法を挙げ、政府に新たな仕組みの検討を求めた。 (C)時事通信社
感染者把握「現実的な手法に」=新型コロナ対策で緊急声明―全国知事会

(2022/08/23 11:12)