外務省の小野日子外務報道官は24日の記者会見で、27、28両日にチュニジアで開かれる第8回アフリカ開発会議(TICAD8)について、林芳正外相が岸田文雄首相の特使として出席すると発表した。出席予定だった首相は新型コロナウイルス感染のため現地訪問を取りやめ、オンラインで参加する。このため、林外相が代わりに共同議長を務める。
 小野外報官は「新型コロナやロシアのウクライナ侵略がアフリカ経済と社会に甚大な影響を及ぼしている。人に注目した日本らしいアプローチで、強靭(きょうじん)で持続可能なアフリカを実現すべく取り組む」と述べた。 (C)時事通信社