外務省は24日、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて海外渡航者向けに公表している「感染症危険情報」について、インドネシアやフィリピンなど55カ国・地域をレベル2(不要不急の渡航自粛)からレベル1(渡航注意)に引き下げたと発表した。各国の感染状況やワクチン接種が進んでいることなどから判断した。
 エチオピアやケニアなど41カ国についてはレベル3(渡航中止勧告)からレベル2に緩和。今回の見直しで、新型コロナに関して渡航中止勧告が出されている国・地域がなくなった。 (C)時事通信社