全ての新型コロナウイルス感染者の氏名などを確認する「全数把握」の見直しをめぐり、宮城県の村井嘉浩知事は26日、国に見直しを申請する方針を決めた。茨城県の大井川和彦知事も同日、同様の方針を発表。鳥取県の平井伸治知事も適用を求める考えを示した。3県とも29日までに申請し、31日から運用を始める。
 岸田文雄首相が見直し方針を発表した24日以降、自治体が実施を判断したのは初めてとみられる。佐賀県も時期は未定だが申請を決めた。 (C)時事通信社