2021年に国内で結核感染が判明した患者は人口10万人当たり9.2人となり、世界保健機関(WHO)の分類で「低まん延国」となったことが30日、厚生労働省の集計で分かった。昨年の新規患者は過去最少の1万1519人(前年比1220人減)で、死者は1844人(同65人減)だった。新型コロナウイルス感染拡大による受診控えも影響したとみられる。
 厚労省によると、人口10万人当たりの罹患(りかん)率は00年に31.0人だったが、20年は10.1人に低下。これまで日本は「中まん延国」で、政府は20年までに罹患率が10人以下の低まん延国化を目標としていた。 (C)時事通信社