新型コロナウイルス感染者への入院給付金をめぐり、生命保険業界が支払い対象を縮小する方向で調整に入ったことが30日、分かった。現在は自宅療養者など全員に支給しているが、65歳以上など重症化リスクの高い人に限定する。生命保険協会が近く新たな基準を定める。基準を適用するかどうかは各社の判断だが、大手は導入する方向で、9月下旬にも実施される見通しだ。 (C)時事通信社