アジアの「ノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞の2022年の受賞者が31日発表され、「赤ひげ先生」と呼ばれる日本人眼科医・服部匡志さん(58)ら4人が選ばれた。服部さんはベトナムで無償の眼科手術を提供してきた。
 服部さんは02年にベトナムでの活動を開始。日本とベトナムを行き来しながら、治療の無償提供や、現地医師の育成などに当たってきた。12年には内閣府が「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」として表彰。14年にはベトナム政府から外国人に対する最高位の「友好勲章」が授与された。 (C)時事通信社