【ニューデリー時事】6月からモンスーン期の豪雨に伴う洪水被害に見舞われているパキスタンで、子供416人を含む1208人が1日までに死亡した。政府は、北部の山岳地帯の氷河が地球温暖化で解けたことも被害拡大の要因とみており、さらなる洪水発生に警戒を呼び掛けるとともに、感染症のまん延に警鐘を鳴らしている。
地元メディアによると、レフマン気候変動相は8月31日の記者会見で、北部の氷河が解けているとする専門家の見解に言及。洪水の主な原因は「気候変動だ」と述べた。洪水で大量発生する蚊を媒介とした感染症への警戒も呼び掛けた。 (C)時事通信社
温暖化で氷河解け被害拡大か=感染症まん延も警戒―パキスタン

(2022/09/02 08:06)