【ビジネスワイヤ】中国の抗体医薬開発バイオテクノロジー企業バイオサイトジェンと米国のバイオ製薬企業トラコン・ファーマシューティカルズ(NASDAQ:TCON)は、肉腫の免疫併用療法の新薬臨床試験開始届(IND)が、米食品医薬品局(FDA)から承認されたと発表した。承認されたのは、YH001をエンバフォリマブおよびドキソルビシンの一つ以上と併用する第1/2相臨床試験。YH001はバイオサイトジェンのスクリーニング技術で発見されたもので、チェックポイントのCTLA-4を標的とする抗体。前臨床試験ではイピリムマブと比較して優れた腫瘍増殖抑制作用などを示した。トラコンのエンバフォリマブはPD-L1シングルドメイン抗体で、肉腫を治療するためのENVASARC試験で研究中。(C)時事通信社