岸田文雄首相は6日、新型コロナウイルス対策の見直しに関し、現在は症状が出た場合で10日間となっている陽性者の療養期間を7日間に短縮すると発表した。無症状のケースでは、検査で陰性を確認することを条件に7日間から5日間に早める。
 また、全感染者の情報の提出を医療機関に義務付けた「全数把握」を今月26日から全国一律で見直し、報告を簡略化することを明らかにした。首相官邸で記者団に述べた。
 首相はこうした対策を「ウィズコロナの新たな段階への移行」と位置付け、専門家に諮った上で週内に「全体像」を決定すると説明した。医療資源を重症化リスクの高い高齢者らに重点的に回す狙いがある。
 無症状の人の食料品などの「買い出し」についても、首相は「専門家から必要最低限の外出を可能とすべきだとの意見を頂いている」と述べ、制限を緩和する考えを示した。マスク着用などの感染対策を条件に認める方向だ。 (C)時事通信社