新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」は7日、全国の新規感染者数について「すべての地域で着実に減少している」との見解を公表した。ただ、全国的な感染レベルは今年2月の「第6波」のピークより高い状態が続いていると分析。「地域によっては、学校再開の影響で増加に転じる可能性もある」と指摘した。
 専門家組織によると、6日までの1週間に確認された新規感染者数は前週の69%。全年代で減少に転じ、特に20代の減少幅が大きかった。
 座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は会合後の記者会見で「減少傾向は継続する可能性があるが、一部では減少速度が鈍化している」と強調。「第7波」がピークアウトしたかを問われると「感染がリバウンドしないように学校再開の影響を見ていくことが重要だ」と述べるにとどめた。 (C)時事通信社