性感染症の梅毒患者報告数が、今年は4日までに全国で8155人(速報値)となり、2年連続で過去最多を更新したことが8日、分かった。東京都感染症情報センターが8日公開した国の集計結果から判明した。最多だった昨年の7983人を約8カ月で上回り、年間1万人を超えるペースで増加が続いている。
国立感染症研究所によると、梅毒は「梅毒トレポネーマ」と呼ばれる細菌による感染症で、患者報告数は2011年から増加傾向が続く。昨年は、現在の調査方法となった1999年以降では最多となった。 (C)時事通信社
梅毒感染者、最多を更新=2年連続、1万人超す恐れ
(2022/09/08 17:31)