東京都は8日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開いた。症状がある感染者の療養期間が7日間に短縮されたことについて、専門家は「10日間を過ぎるまではウイルスが排出される可能性がある。人にうつす可能性がゼロになったわけではない」と述べ、10日間を過ぎるまではマスク着用や混雑の回避など自主的な対策を続けるよう求めた。
政府が感染者の「全数把握」を26日から見直す方針を示したことに関しては、小池百合子知事が「専門家や現場の意見を聞いた上で一人ひとりの命、健康を守るための方策を検討する」と説明。独自に全ての感染者の状態把握を継続するかなど、13日にも都の対策本部を開いて対応を決める考えを示した。 (C)時事通信社
10日間は自主対策継続を=療養期間の短縮で―都会議

(2022/09/08 18:06)