厚生労働省は9日、新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮する人に生活資金として最大80万円を貸し付ける特例貸付制度について、申請の受け付けを期限である9月末で終了すると発表した。2020年3月の開始直後などに比べて申請件数は減少傾向が続いていたという。
厚労省によると、申請件数は9月3日時点で341万8854件、貸付総額は1兆4184億7300万円。早い人で23年1月から返済が始まる。
貸し付けが限度額に達した人向けの「生活困窮者自立支援金」や、家賃を補助する「住居確保給付金」については、申請期限を12月末まで延長する。 (C)時事通信社
特例貸し付け、9月末で終了=給付金は12月末まで―厚労省

(2022/09/09 19:01)