生命保険会社各社は9日、新型コロナウイルス感染者に対する医療保険の入院給付金について、今月26日から支払い対象を65歳以上などに縮小すると発表した。これまでは保健所などが発行する療養証明書があれば、自宅やホテルで療養する「みなし入院」を含め、原則すべての感染者に支払ってきた。
支払い対象は65歳以上のほか、入院が必要な人や妊婦、重症化リスクがあって治療薬や酸素投与が必要な人に限定する。65歳未満で軽症の場合、25日までに陽性と判明しなければ支払い対象にならない。
大手損害保険会社も、団体向けなどの医療保険や傷害保険で支払い対象を限定する。 (C)時事通信社
支払い縮小、26日から=コロナ入院給付金―生保各社
(2022/09/09 20:05)