ビール大手4社は12日、8月のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)販売実績を発表した。キリンビールなどの推計によると、市場全体では前年同月比18%増加し、2カ月ぶりプラス。昨年は新型コロナウイルス禍に伴う行動制限があったが、今年は全面解除され、業務用が約3倍に増加して回復をけん引した。猛暑による家飲み需要も好調だったという。
メーカー別では、金額ベースで公表するアサヒビールが34%増。業務用のほか「アサヒ生ビール」の販売が好調だった。数量ベースで公表するサッポロビールは21%増。サントリーも20%増で、「パーフェクトサントリービール」が好調だったという。キリンは昨年の落ち込みが比較的小さく、6%増にとどまった。 (C)時事通信社
8月ビール類販売、2カ月ぶり増=業務用回復、猛暑も好影響
(2022/09/12 19:14)