【ビジネスワイヤ】中国のバイオ製薬企業シノバック・バイオテックは、同社の新型コロナワクチンの第２相臨床試験の開始がチリで承認されたと発表した。試験の参加者は、同社のコロナバック、ｍＲＮＡ、アデノウイルスベクターのいずれかの新型コロナワクチンのブースター投与を２回受けた成人８２６人。試験では同種ワクチン接種群と異種ワクチン接種群に分け、不活化したオミクロン株ワクチンと３価ワクチン（祖先株、デルタ株、オミクロン株）のブースター投与１回の免疫原性と安全性を評価する。今回の試験は多価の不活化新型コロナワクチンを研究する試験として世界初。（Ｃ）時事通信社