日本医師会は14日、東京都内で定例記者会見を開いた。釜萢敏常任理事は「これまでの経験から、年明けの1月に感染拡大が予測される」として、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した改良型ワクチンの早期接種を呼び掛けた。
改良型ワクチンの接種は今月20日から始まる予定。4回目の接種となる60歳以上の高齢者らを優先し、10月以降は2回目までを終えた12歳以上に拡大する。
釜萢氏は、政府が1日100万回の接種を目指す方針を示したことについて、「集団接種会場の設置や職域接種の推進など、さらなる積み増しをしなければならない」と指摘した。 (C)時事通信社
改良型ワクチンの接種呼び掛け=年明けの新型コロナ感染拡大を警戒―日医

(2022/09/14 17:53)