政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は16日、東京都内で会合を開き、コロナ対応の出口戦略を見据えた工程表の議論を始めることで一致した。今冬に懸念される「第8波」に備えた対策も早急に取りまとめる。
山際大志郎経済再生担当相は記者会見で、「中長期的なウィズコロナでの対策の在り方を議論してもらいたい」と説明した。次回の分科会では冬のインフルエンザとの同時流行を念頭に、感染対策を議論する方針。
尾身茂会長も記者会見で、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が新型コロナ感染拡大の終わりに言及したことについて「だんだんと『普通の病気』の方には行っている。だからといって何も対策しなくてもいいオプションはない」と指摘した。 (C)時事通信社
コロナ「出口戦略」議論へ=冬のインフル同時流行対策も―政府分科会

(2022/09/16 17:00)