生命保険協会の稲垣精二会長(第一生命保険社長)は16日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染者への入院給付金について、今月26日から65歳以上などに支払い対象を縮小する方針の生保会社が39社に上ると明らかにした。医療保険を扱う協会加盟の全社が縮小することになる。
 稲垣氏は「(縮小は)会社側の判断で、契約者からすると非常に分かりづらい。丁寧に説明し、理解してもらうことが重要だ」と述べた。 (C)時事通信社