【マニラ時事】アジア開発銀行(ADB)は21日、2022年のアジア太平洋46カ国・地域(日本など除く)の成長率見通しを4.3%と、4月時点の5.2%から下方修正した。欧米の利上げや、新型コロナウイルスの流行再燃に伴う中国でのロックダウン(都市封鎖)の増加に加え、ロシアによるウクライナ侵攻で、一段の減速を見込む。
 来年の成長率見通しも、インフレ懸念の高まりを受け、5.3%から4.9%に下方修正した。 (C)時事通信社