血圧低下効果を示したuRDN試験のデータ=大塚メディカルデバイス〔BW〕
【ビジネスワイヤ】大塚メディカルデバイス(東京都千代田区)は、同社の超音波腎デナベーション(uRDN)システム「Paradise」を検討したRADIANCE-II試験の詳細データを発表した。uRDNは高血圧患者の腎交感神経を焼灼して血圧を下げるための新たな治療法。試験では8カ国60カ所以上の施設における224人のコントロール不良高血圧患者をuRDN群とシャム群に割り付けた。日中自由行動下収縮期血圧(ABPM)の低下は、統計学的有意差をもって治療群の方が上回った。夜間ABPMなどその他の血圧でも同様の低下が示された。過去の試験結果とも一致しており、広範な高血圧に対するuRDNの治療効果が期待される。データはTCT年次総会で発表された。(C)時事通信社
(2022/09/21 11:41)