【ビジネスワイヤ】スイスのバイオ製薬企業Ｒｈｉｚｅｎ・Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌｓは、同社のがん治療薬の試験データを欧州臨床腫瘍学会で報告すると発表した。局所進行性・転移性乳がん（ホルモン受容体＝ＨＲ＝陽性・ヒト上皮成長因子受容体２型＝ＨＥＲ２＝陰性）の治療薬候補「テナリシブ」（ＳＩＫ３阻害活性を追加した選択的二重ＰＩ３Ｋδ／γ阻害剤）を検討する第２相試験では、５７．５％の臨床的有用率（ＣＢＲ）を示した。次世代ＰＡＲＰ（ポリＡＤＰ－リボースポリメラーゼ）１／２阻害剤「ＲＰ１２１４６」は、用量漸増相で良好な安全性を示し、固形腫瘍（卵巣がん、乳がん、前立腺がん）を対象とした用量拡大相に移行中。（Ｃ）時事通信社