【ハーグAFP時事】欧州医薬品庁(EMA)は20日、欧州での新型コロナウイルスの感染者や死者は減少しているものの、パンデミック(大流行)は「依然として続いている」との認識を表明した。その上で、冬に入る前にワクチンの追加接種を済ませるよう各国に促した。
 EMAのワクチン戦略担当幹部は記者会見で、過去数週間で得られたデータに基づけば、欧州内の感染者数と死者数は「減っている」と指摘。「しかし、秋に入るにつれ、過去2年のウイルスの傾向を踏まえ、われわれは新たな感染の波に備える必要がある」と話した。
 バイデン米大統領は18日放送のCBSテレビの番組で「パンデミックは終わった」と語り、米国では流行は収束したとの考えを強調している。しかし、今回のEMAの見解は欧州大陸では依然続いているとの見方を示したものだ。 (C)時事通信社