国際的な情報会社クラリベイトは21日、ノーベル賞級の研究成果を論文発表し、他の論文に数多く引用された20人を2022年の「引用栄誉賞」に選出したと発表した。日本からは医学生理学分野で長谷川成人氏、物理学分野で谷口尚氏と渡辺賢司氏の3人が選ばれた。
長谷川氏は東京都医学総合研究所の脳・神経科学研究分野長で、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの病理学的特徴を示すたんぱく質を発見。谷口氏は物質・材料研究機構の国際ナノアーキテクトニクス研究拠点長、渡辺氏は同機構の機能性材料研究拠点主席研究員で、六方晶窒化ホウ素の高純度化技術を開発した。 (C)時事通信社
日本から長谷川氏ら3人=ノーベル賞級論文の栄誉賞―情報会社
(2022/09/21 18:33)