【ソウル時事】ソウルで25日、文化交流イベント「日韓交流おまつり」が開かれた。3年ぶりに観客を入れ、新型コロナウイルス感染拡大前の形に戻った。家族連れや日本アニメのファンらでにぎわった。主催者によると、約5万人が訪れた。
 日本は来月からコロナの水際対策を緩和して個人旅行を解禁し、短期滞在のビザ(査証)を免除する。相星孝一駐韓大使はあいさつで「今後、日韓の人的交流が飛躍的に増えていくと思う」と指摘した。
 自治体の観光や物産を紹介するコーナーも設けられた。宮城県のブースでは地酒の「一ノ蔵」の試飲に列ができた。同県ソウル事務所の徐美英さんは「一ノ蔵は韓国にも輸出されており、これを機にたくさん飲んでほしい」とPR。「ビザなし渡航が解禁されたらぜひ宮城に来てほしい」と期待した。
 静岡県は「富士山の高さ」といったクイズに答えた人にエコバッグなどを配布した。高橋誠ソウル事務所長は「想定を超える人気だ。静岡の知名度を高め、たくさんの人に来てほしい」と忙しそうだった。
 家族で訪れたソウルの金聖福さん(35)は「日本酒がおいしかった」と喜び、「子どもを連れて日本にまた行きたい。旅行を考えている」と語った。おまつりは2005年に始まり、18回目。 (C)時事通信社