塩野義製薬は28日、開発中の新型コロナウイルス治療薬について、最終臨床試験の速報(治験)でオミクロン株の主な症状に対して有効性が確認されたと発表した。喉の痛みや発熱など五つの症状で改善効果が見られたという。今後厚生労働省に他の治験結果の提出も進め、継続審議となっているコロナ薬について早期の承認獲得を目指す。 (C)時事通信社