【ビジネスワイヤ】循環器用医療機器大手の米アビオメッドは、米食品医薬品局(FDA)がランダム化比較試験「RECOVER・IV」を承認したと発表した。同試験では、急性心筋梗塞に伴う心原性ショック(AMICS)の治療において、同社の心臓ポンプ「インペラ」による補助とその後の経皮的冠動脈インターベンション(PCI)施行と、インペラ補助なしのPCI施行を比較する。同治療の世界的なガイドラインで、インペラ使用のベストプラクティスに対するクラスIの推奨取得を目指す。RECOVER・IVはAMICS治療で緊急臨床研究のためのインフォームド・コンセントの例外(EFIC)が認められた初の試験。また同社は、インペラによるAMICS治療の承認後試験「RECOVER・III」をFDAが承認し、終了させたと発表した。(C)時事通信社