【ビジネスワイヤ】循環器用医療機器大手の米アビオメッドは、同社の心臓ポンプ「インペラ」で、心筋炎による心原性ショック患者の生存率が向上したことを示す多施設共同研究の中間解析の最新結果を発表した。同研究はJ-PVADレジストリーを対象としたもので、解析ではインペラまたはインペラとVA-ECMO(静脈脱血・動脈送血体外式膜型人工肺)による補助を受けた患者143症例を調査。その結果、インペラを使用した患者の30日生存率は77%であった。過去の解析では、VA-ECMO補助のみを受けた場合の30日生存率は48%であることが示されている。データはTranscatheter・Cardiovascular・Therapeutics(TCT)2022で報告された。(C)時事通信社