総務省は30日、都道府県と市町村の2021年度普通会計決算の集計結果(速報値)を公表した。新型コロナウイルス対応の地方創生臨時交付金が増加した影響などで、都道府県が歳入・歳出いずれも過去最大を更新した。
都道府県の歳入総額は前年度比10.4%増の68兆3243億円、歳出総額は11.1%増の66兆3242億円となった。
一方、市町村は、歳入が9.6%減の69兆8556億円、歳出が10.7%減の67兆338億円。1人当たり10万円を配る特別定額給付金事業の終了などで前年度から減少したが、過去2番目の規模となった。 (C)時事通信社
都道府県、過去最大を更新=21年度決算、市町村は減―総務省
(2022/09/30 17:03)