北海道が地盤の航空会社AIRDO(エア・ドゥ、札幌市)と九州を拠点とするソラシドエア(宮崎市)が3日経営統合し、共同持ち株会社「リージョナルプラスウイングス」(東京)が発足した。コロナ禍による需要減少で、両社はともに2期連続で最終損益が赤字と業績低迷が続いていた。業務共通化による経費削減など進め、収益拡大を目指す。
持ち株会社の社長に高橋宏輔ソラシド社長、会長に草野晋エア・ドゥ社長がそれぞれ就任。統合後も両ブランドを維持する。羽田空港で開かれた設立記念セレモニーの席上、草野氏は「一層快適な空の旅を提供できるよう努める」と意気込みを示した。 (C)時事通信社
エア・ドゥとソラシドが経営統合=共同持ち株会社発足

(2022/10/03 18:23)