三越伊勢丹ホールディングス(HD)など百貨店4社が3日発表した9月の既存店売上高(速報)は、前年同月と比べて1~2割増加した。コートなど秋冬向け衣料や外出着が好調だった。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発出されていた前年からの反動増もみられた。
伸び率は三越伊勢丹HDが22.8%、大丸松坂屋百貨店が21.5%、高島屋が20.1%、そごう・西武が14.5%だった。ただ、各社ともコロナ禍前の2019年9月の水準には届かなかった。 (C)時事通信社
百貨店売上高、1~2割増=秋冬衣料が好調―9月
(2022/10/03 19:12)