新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」が5日開かれ、来年春にかけて新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行の可能性が「極めて高い」との見方が示された。
同組織で座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長らが同時流行の見通しを分析した資料を提示。「(流行規模など)現時点で定量的な予測は困難」と前置きした上で、海外でのインフル流行や国際的な移動制限の緩和などから、「10月から来年3月の半年間に、コロナとインフル流行が発生する可能性は極めて高い」と指摘した。 (C)時事通信社
インフル同時流行「極めて高い」=コロナ感染者は減少継続―厚労省助言組織

(2022/10/05 21:11)