アパレル大手の三陽商会は6日、2023年2月期連結業績予想を上方修正した。本業のもうけを示す営業利益は従来の12億円から16億円に引き上げ、7期ぶりに黒字に転換するとみる。新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限が緩和され、百貨店などでの販売回復を見込む。
 売上高は566億円(従来予想560億円)、純利益は14億4000万円(同9億円)にそれぞれ引き上げた。大江伸治社長は同日の記者会見で「秋冬商戦が本格化しており、何が起きても通期計画を達成する」と述べた。 (C)時事通信社